ピアノの外装の修理についてご紹介しています。
今回のピアノは木目のピアノです。
室内飼いのワンちゃんに角をガジガジとかじられてしまっています。
それと、艶出しの塗装の表面が曇った様に白っぽくなって、磨き直してもまた次の年には同様の症状が現れるということが一部のピアノに見られますが、このピアノもその様な状態でしたので、上塗りをやり直して、そのついでに艶有り→艶消しと変更して雰囲気を変えてみました。
この様な場合、黒いピアノと同様に整形した後で、周りに合わせてエアブラシで木目を描き加えます。
少し小さいサイズのピアノでしたので、ヨーロッパの小型ピアノの様なシックな雰囲気に生まれ変わりました。
個人の調律師さんが買い取って持ち込まれたピアノでしたが、修理後すぐにお客さんが気に入ってこのピアノを買っていかれたということで、大変喜んでいただけました。